こんにちは、今回は「ST上昇」をどうやって判断するのか、“J点”をキーワードに一緒に学んでいきましょう!
心電図講師
けいた
よろしくお願いします!
実は、ST上昇って“なんとなく上がってる?”くらいの感覚で見ちゃってて…。ちゃんとした基準があるなら知りたいです。
新人看護師
りさ
そうですよね、それすごく大事な視点です。「なんとなく」で判断すると見落としに繋がることもあるので、今回は“正しい見方”を丁寧にお伝えしますね。
まず、「ST上昇かどうか」を判断するうえで、一番大事なのが **「J点」**です。
…J点? どこですかそれ?
いい質問ですね!J点とは、「QRS波の終わり」と「ST部分の始まり」の境目のことを言います。つまり、**心室が収縮し終わった直後の“変わり目”**の場所なんです。
あ、じゃあQRS波の“終わり際”を探せばいいんですね!
でもそのJ点が「上がってる」ってどうやって見るんですか?どこと比べたらいいのか迷っちゃいます…。
そのときの比較対象になるのが **「基線」**です。基線とは、T波の終わりから、次のP波が始まるまでの間のフラットな部分のこと。この基線とJ点を見比べて、「1mm以上=1小目盛り以上」上がっていたら ST上昇と判断します。
なるほど、ちゃんと“比べる場所”があるんですね!「T波の終わりから次のP波まで」が基線、覚えます!
じゃあ、J点が基線より1mm以上上がってたら、それだけでST上昇って見なしていいんですか?
そうですね!
J点が基線より1mm以上上がっていたら「ST上昇」とみなしてOKです。この“1mm”というのは、心電図の1小目盛りに相当します。
はいっ、J点と基線をしっかり見て、「1mm以上」を意識します!
じゃあ、今日のポイントをおさらいしましょう!
やっと“なんとなく”から卒業できそうです!J点、これからはしっかり見ていきますね!
その意識が大事です。心電図は命のサインを読んでるんですから、基準をしっかり理解して自信を持って判断していきましょう!
はいっ!ありがとうございました!
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