
それでは、続きをやっていきましょう!

よろしくお願いします
初めに「人間とは?」みたいな話からしてみます。
人間が元気に生きるためには、体中に血液が必要です。
なんで血液が必要なのかというと、血液にはたくさんの栄養があるからです。
元気な体はたくさんの元気な細胞から出来ていますが、細胞に必要な酸素や栄養素を運んでいるのが血液です。
じゃあ血液はどうやって流れてるのって話になるんですけど、ここでやっと心臓さんの登場です。
心臓はポンプみたいにシュコシュコ収縮してるのはご存知かと思いますが、この心臓の収縮は電気の力を借りて行われています。
つまり、心臓には微量な電気が流れているというわけなんですよ。

やっぱり電気が流れてるんだー
そうですね。
心臓に電気が流れているから、一気に心臓が収縮して血液を送り出すことができ、体中に栄養を送り届けることが出来るのです。
この微量に流れている電気を検査するのが心電図で、心臓の電気活動をグラフとして記録してくれます。

これが心電図ですね!!
電気活動のリズムが一定じゃない場合は、不整脈を疑います。

不整脈って多すぎて覚えられないよー
たしかに多いですよね。

それでも、勉強していけば徐々に覚えていくはずですよ!!
例えば、心房頻拍、心房細動、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動などが不整脈です。
特に心房細動は患者数も多く、日本では70万人以上が心房細動を持っているといわれています。
そのほかにも心電図では心臓がでっかくなってしまう拡大や、心臓の筋肉が分厚なってしまう肥大なんかもわかったりします。
狭心症や心筋梗塞なんかもわかったりします。

狭心症や心筋梗塞ってなんですか?
心臓自体を栄養している3本のでっかい血管があるんですが、これがプラークっていうゴミの塊が付いたりして、血管を細くしたりすることを狭心症、詰まらせたりすることを心筋梗塞と呼んでます。
前に投稿も作ってるからみてね!!
ちなみに、細くなったり詰まったりすると血液が流れにくくなるので、狭心症や心筋梗塞を虚血性心疾患なんて呼んだりもします。
虚血性心疾患が起きると血液の流れが悪くなって栄養いかなくて心臓の筋肉が壊死しちゃうんですよね。
心臓の筋肉が死んじゃったりすると、ST上昇として心電図に反映されるので、病気を見つける事ができます。
他にもまだまだありますが、今日はこのくらいにしときます!!
なんとなく、心電図をやる意味みたいのを理解してもらえる事はできたでしょうか?

一日目からすごい情報量だよー

まだまだ一日目なのでこれから頑張っていきましょう!!
次回は刺激伝導系です!!