
コメントありがとうございます。

心静止が起きた時の対応についてですね!

はい、それでは続きをやっていきましょう!
まず、モニター心電図がフラットであるならすぐに患者さんのところに行きましょう!
電極が外れている場合も波形はフラットになりますので、まずは電極の確認です。
電極が付いている時は意識、脈を確認して下さい。
この時、意識や脈がないのであれば心静止ですので、次の対応に移ります。
心静止が起きたら、その患者さんにとって予期せぬ心静止なのかどうかを知っておく必要があります。
これはDNRのオーダーがあるかどうかという事を意味します。
DNRというのはdo not resuscitate の略です。
do not resuscitate これはつまり『蘇生しない』という意味です。
心肺停止になった時に心肺蘇生をするかどうかを決め、しない場合は延命しないということです。

DNRオーダーが取れている場合は心静止になっても、処置はしないという事ですか?

その通りです。
簡単に説明していきます。
DNRオーダー有の心静止
かなり状態の悪い高齢者ではDNRのオーダーが取られている事がよくあるかと思います。
この様な方が亡くなる時には心電図はフラットになりますが、その後に医療行為は行いません。
DNRオーダー無の心静止
DNrオーダーは無く、検査目的の入院や手術後などの患者さんの場合はすぐに対応が必要です。まずは多くの人手が必要ですので、周りのスタッフを呼んだりコードブルーを使い緊急対応を行います。患者さんには胸骨圧迫、バックバルブマスクが必要です。心静止の場合、除細動は行わないので覚えておきましょう。
※その後の対応として、ライン確保やアドレナリン投与などありますが、専門書で勉強して下さい。

心静止の対応の流れとしてはこの様な感じです。本日は以上です。お疲れ様でした!

DNRかどうかはしっかりと頭に入れておく事が大切ですね!
ありがとうございました!